皆さま、こんにちは。
今回は、クレジットカードと借金をテーマにお話ししようと思います。
今手持ちのお金が無くても、実際の支払いは後でいいから、クレジットカードを持っていると、とても助かります。ネットショッピングの決済にもクレジットカードは不可欠ですし、病院や公共料金、税金の支払いにも導入されています。しかし、時にはついつい使い過ぎてしまい、月々の返済が大変になってしまうことも・・・
そうならないためにも、クレジットカードの仕組みを知ることが大切です。
“クレジット”という言葉は“信用”を意味します。
買い物などでクレジットカードを使うと、その支払いは私たち会員が“引落日”までに銀行口座に利用代金を入れるという“信用”のもと“カード会社”が立て替えて加盟店に支払っています。立て替え・・・つまりこのとき私たち会員は一時的に借金をしている状態なのです。
一方カード会社は、このとき“信用”の証として代金の一部を手数料として加盟店から受け取ります。
お店にとっては儲けが少なくなりますが、「現金がないから買い物はやめよう」という人が減り、結果的に売り上げが増えることにつながります。
どんなカードにも締め日があり、カードを利用する会員は引落日にカード利用代金が銀行口座から引き落とされます。
このようにクレジットカードでの取引は“信用”を基本に私たち会員とカード会社、加盟店の三者が互いに責任を分かち合うかたちで成立しています。これを三者間契約と呼び、キャッシュレスでも売買できる仕組みになっています。
クレジットカードには、一括払いの他にも分割払いやリボ払い、キャッシングなど、たくさんの機能やメリットがあります。でもクレジットカードでの支払いは先に商品やサービスを手に入れてお金を後から払う、あくまでも借金のひとつであり、ショッピングの一括払い(2回払いも含まれる場合もある)以外では利息がつくということを忘れないことが大切です。
最初はきちんと返済ができても、カードで簡単に買い物ができると利息負担の大きさに気づかないうちにどんどん借金がふくらみ月々の返済ができなくなっていく・・・支払をするためにカードのキャッシングを利用するようになり、それも限度額いっぱいになると別のクレジットカードを作って支払い、金額の不足分を補うようになってしまう。複数のカードを使って、交互にキャッシングすることで、毎月の不足分を補うという自転車操業に陥ってしまった・・・というような悪循環に陥ってしまう人は少なくありません。
このような場合、個人の努力だけでの解決はきわめて困難になります。
借金で悩み続けることなく、専門家である弁護士に1日でも早く相談することが大切です。
相談料は無料になりますので、まずはお気軽に弊事務所までお問い合わせください。