秋篠宮家長女の眞子さまとのご婚約が報じられた小室圭さん。
ご職業は「パラリーガル」ということですが、この「パラリーガル」という職業を皆さんご存知でしたでしょうか。
法律上の資格ではないため、パラリーガルの正確な定義はありませんが、一般に、弁護士の業務を法的な知識によりサポートする職業といわれています。
これまで法律事務所内で弁護士のサポート業務を行う方は、一般的に「法律事務職員」と呼ばれていましたが、昨今、その業務の重要性から、法的知識に基づいて弁護士業務をサポートする職員を、特にパラリーガルと呼ぶ機会が増えているようです。
業務内容としては、裁判所提出書類のドラフト作成、判例や条文の調査、法律相談や依頼者との打ち合わせへの同席・記録等が挙げられます。
法律事務所の中には、パラリーガルという名称を用いて募集している事務所と事務職員という名称で募集している事務所があります。事務職員を募集している事務所であっても、主にスケジュール管理のような秘書業務のみを行う人材を希望している場合と、秘書業務とパラリーガル業務の双方を行える人材を希望している場合の両方が考えられます。また、雇用の形態も正社員やアルバイトと様々です。
応募の際は、応募先の法律事務所に問い合わせて業務内容を確認されることをおすすめいたします。
パラリーガルの魅力は、弁護士と共に事件解決に携われる点、仕事をしながら行政書士、司法書士、弁護士といった資格取得等のスキルアップが目指せるという点ではないでしょうか。法律事務所に勤務している方であれば、日弁連主催の事務職員能力認定試験を受験することもできます。
大学や大学院で法律を学んでいた方はもちろんですが、そうでない方でも、仕事をしながらスキルアップすればよいのですから、積極的に応募されてみてはいかがでしょうか。
弊事務所でも多数のパラリーガルが弁護士と共同で、依頼者の皆様の事件解決に尽力させていただいており、現在も募集中ですので、奮ってご応募ください。